みなさん、自分のご機嫌取りに手こずった経験はあるでしょうか?
自分の気持ちのコントロールって、難しいですよね。
無気力な日もあったり、不機嫌な日があったりもします。
イヤだイヤだとぐずる気持ちを、なんとかなだめすかして、日々を乗り越えて今日にたどり着きました。
今回は、楽しみを待ちわびる時間が長いほど、幸せが持続するって実感したよ!というお話です。
楽しみが2週間も先!?
以前、数人の友達と、Skypeで通話をして、ゲームのストーリーを進めていた時のことです。
複数人の予定を合わせてのスケジュールなので、日程が2週間ぐらい開いてしまうことがありました。
カレンダーを見た時は、「待ち遠しいな~。じれったくなるかな?」と思いました。
ですが予想に反して、より一層、楽しさが増したんです。
待ちわびればワクワクが持続する
毎週放送されるドラマを、楽しみにする習慣って、ありますよね。
毎週発売される、マンガ雑誌もワクワクします。
ものすごく気になるところで終わって、続きを待つのがじれったい。
期間が開くことで、ちょっぴり前回の話が抜けてしまったりもします。
私の場合は、ゲームのストーリーの続きや、友達との交流が待ち遠しくて、心待ちにする日々でした。
それでも、ワクワクが止まらないんですよね。
次を待ちわびる時間のおかげで、楽しみの量はそのままに、ワクワクしている時間を、長く持てちゃいます。
自分へのご褒美を、先の予定で組むことで、意図的に、事前にワクワクと待ちわびる時間が作れます。
全く同じ楽しい予定なのに、満足感が増しますよ。
ドラマの一気見は時間が溶ける
最近は、サブスクでドラマを一気見するのも簡単になりました。
続けて観るので、内容を忘れず、小さな伏線に気づける楽しさがありますよね。
世界観にどっぷり浸れるので、贅沢な部分もあります。
一方で、突発的に思いついて、一気見を始めると、時間が溶けます。
予定にない一気見は、見ている間と、見終わった瞬間をピークにして、ゆるやかに興奮が冷めていきます。
そこで、もっと楽しさを増させるのが、お楽しみを先の予定に置いて、焦れさせることです。
にんじんをぶら下げるとは、まさにこのこと。
時間をあっという間に使ってしまう一気見は、せめて事前のワクワクな時間を持てば、満足感が増しますよ。
嫌なことは、とっとと終わらせるに限る
楽しみは、待ち遠しく思う時間を引き延ばしてこそ、ワクワクします。
同じ理屈でいけば、嫌なことは、引き延ばした分だけ、憂鬱な気持ちが持続することになるんですよね。
当たり前のことかもしれないですが、楽しい方の視点から気づきを得たので、より一層重く響きます。
待ち遠しさで、あんなにも増したワクワク感。
逆に、嫌なことの引き延ばしは、憂鬱な気持ちも、あれだけ増すのか・・・。
いざ目の前にやってきた嫌なことに通用するかは分かりませんが、嫌なことは、とっとと終わらせるに限ることは間違いないみたいです。
楽しみを待ちわびるのは、浮き輪みたいなもの
続く日常の中で、楽しみを持って過ごせる日々には、張り合いが出ます。
「365日続く日常って、足の届かへん水中みたいやなぁ」なんて、寝る前の布団の中で浮かんだことがあります。
リラックス状態だと、楽に水面に浮けて、心地良い。
逆に、ネガティブな気持ちで身体が緊張すると、水中に沈みそうになって、息苦しくなります。
この例えのまんま突っ走ると、先に待っている楽しみを待ちわびるのは、浮き輪みたいなものです。
楽に浮けて気持ちいいし、沈みそうになっても助けになります。
今回私は、楽しみが2週間先でも、じれったいだけでなく、楽しみを深く味わえるんやなぁと実感しました。
楽しいことは、できるだけ先に置いて、長く味わってみましょう。
日々の助けになるかもしれませんよ。
楽しみを先の日にちに設定しよう
楽しみは、待ちわびた分だけ、持続します。
楽しみが待ち遠しい時間を持ってみませんか?
続く日常の中に楽しみを持つなら、先の日にちに設定してみましょう。
毎日に張り合いが生まれますよ。
自分のご機嫌を取ろう
自分へのご褒美って、案外難しいですよね。
休日にパーッと遊んでも、幸福感が翌日の仕事でも持続するかは、その時次第です。
自分のご機嫌取りの手数は、多いほど良いと確信しています。
あの手この手で、ぐずる自分をあやしてきて、今ここにいるんですよね。
ご機嫌取りのコツの1つが、楽しみが待ち遠しい時間を持ってみることです。
毎日の足取りがちょっと軽くなるかもしれないし、幸せな時間が増えるかもしれませんよ。
以上、『楽しみを焦らせば、自分のご機嫌取りは成功する!』のお話でした。
コメント