上司から怒られた次の日の出勤って憂鬱ですよね。怒られた時の辛い気持ちや、上司の怖い表情がよみがえって、職場に向かう足取りが重くなります。
もちろん、理不尽なお叱りが続く場合は、職場を変える選択も必要です。逆に、自分にも原因があると納得ができるお𠮟りの場合は、今の仕事を続けていく心づもりで、出勤することになりますよね。
反省しながら職場に向かった、先日の私の実体験です。憂鬱の原因に、怒られたから、以外のものが見えてきました。
怒られたから仕事に行くのが憂鬱
怒られたのが原因で、仕事に行くのが憂鬱なんだと思っていました。
出勤前、気分がふさいで行き詰っていた時です。ほんの聞きかじり程度だったのですが、心理学のフロイトとアドラーの論を思い出しました。
ずさんな解釈ですが、フロイトは「なぜ憂鬱な気持ちになったんだろう?」と原因を考えて解決の糸口を探します。アドラーは「なんのために憂鬱な気持ちになっているんだろう?」と目的を考えて解決を目指します。
幅広く、奥深く、複雑な心理学の論です。こんな2文で説明のつくものではありません。少しでも気になった方は、書籍などから情報を得てみてください。あくまで興味のとっかかり程度だとお考え下さい。
なにはともあれ、私は視点を変えて、現状を原因論ではなく目的論で考えてみました。
仕事がつまらなくなっている自分
仕事が憂鬱な原因を探っていたところ、目的論に視点を変えてみました。すると、仕事がつまらなくなっている自分に気がつきました。
目的論に落とし込んでみると、
「怒られた憂鬱を引きずっているのは、つまらない仕事に行かなくてもいい理由にするため」
ということになります。物事は多面的なもので、視点の数だけ答えがありますよね。たった1つの正解は存在しませんが、自分の仕事に対する姿勢の新たな一面が見えました。憂鬱に対して、具体的なアプローチが可能になったんです。
つまらないなら、今の仕事をより効率良く出来ないか工夫してみたり、新たな仕事を覚えて取り組むのも良いですね。
今後、怒られないために出来る行動を反省することは大切です。お叱りから学んだ上で、それでもなお憂鬱な場合は、目的論から考えてみるのも一つの選択肢です。
憂鬱は目的論で考える
憂鬱なときは、目的論の視点からも考えてみましょう。落ち込んだ時は原因に目が向きがちです。
別の視点から考えてみると、憂鬱への具体的なアプローチが見えてくるかもしれません。
自分が取れる行動が分かる
憂鬱はふわっとした抽象的な気持ちです。行き詰まってお先真っ暗、霧が立ちこめたような気分になりますよね。
具体的に自分が取れる行動が分かれば、霧が晴れて進める道が見えてきます。
嫌なこともある人生。長い道のりですが、焦らず1歩ずつ歩んでいきたいですね。
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