目覚まし時計に叩き起こされる朝ってつらいですよね。朝っぱらから何度、目覚まし時計を恨めしくにらみつけてきたことか。
みなさんのお家の目覚まし時計は、アナログ式ですか?デジタル式ですか?我が家の目覚ましは、アナログ時計とデジタル時計が1個ずつあります。
元々特にこだわりがなかったので、たまたまアナログ時計とデジタル時計の違いを実感することになりました。
結果、寝起きにはアナログ式の時計のほうが良いなと実感しましたので、体験談をご紹介します。
デジタル時計とアナログ時計
我が家には、
↑針で見るアナログ時計と
↑数字が表示されるデジタル時計があります。
朝は、目覚ましを2つともセットしています。1個が万が一電池切れなどで鳴らなかったら怖いからです。寝過ごした!のヒヤッと背筋が凍るのは、もう一生味わいたくない感覚ですよね。
いつものように朝起きて、出勤までの時間を把握すべく、時計を確認したときのことです。
デジタル時計を見た瞬間、時間が数字として、分刻みで迫ってくる感覚。はっきりと布団から出るのが憂鬱になったのに気づきました。
投げやりに3分ほど布団に引きこもったのち、観念して再び時間を確認します。次はアナログ時計に目をやりました。その時の時間への感じ方が全く違って、自分でも驚いたんです。
なにはともあれ、アナログ時計で時間を確認してから、私は無事布団から出て準備を始めました。アナログがデジタルとどう違ったのか、顔を洗いながら考えてみました。
アナログ時計に目をやったとき、時間を図や形として認識できたから、安心しんだと気づきました。
時間に追い立てられている
デジタル時計は、分刻みで動くために時間を管理するのに向いています。数字で時間を提示するからです。
アナログ時計は、今置かれた時間をざっくり把握するのに向いています。針と時刻盤で図や形として、時間を提示するからです。
朝の目覚めてばかりで、ぼーっとしている自分は、限りなく素に近い防御力ゼロの状態です。寝起きに分刻みで時間を認識することは、時間に焦らされてストレスを感じました。
数字化された時間の中で、分刻みのスケジュールで動くのは、社会的なスイッチが入ったときです。約束の時間は、スケジュール帳に数字で書き込みます。電車の時刻表は、数字で書かれていますよね。人に見せる社会的な顔が必要な場面では、デジタル時計が便利です。
「時間に追い立てられているようでストレスだな」と感じる人は、時間と距離を置いて付き合うのも1つの選択肢ですね。
寝起きから準備に入るまでは、アナログ時計でざっくり時間を把握するぐらいで大丈夫。家を出る15分ほど前から、デジタル時計で細かく時間を管理し始めても問題ありません。
少し飛躍した思考ですが、時計が生まれる前、もともと人は太陽の位置や影などで時間を把握していましたよね。それが1日中、分刻みの時間の中で過ごさなければならないなんて、大変なことです。
その点アナログ時計は、24時間設定のメーターのように時間を認識させてくれます。プライベート空間では、アナログ時計でざっくりと今置かれた時間を把握するのがおすすめです。
プライベート空間はアナログ時計
プライベート空間ではアナログ時計で時間を把握し、社会的な空間ではデジタル時計で時間を管理しましょう。
アナログ時計もデジタル時計も、それぞれに良さがあります。それぞれの特性を活かして、うまく時間と付き合えるようになれると良いですよね。
時間との付き合い方
時間との付き合い方は、現代人には死活問題です。
電車やバスは分刻みで動きます。仕事や人との待ち合わせでは、1分の遅刻にも気を張ってしまいますよね。仕事も趣味も、忙しくて時間が足りない。時間を上手く使わなくちゃ、と時計で時間を管理します。
時間が大切なことは事実ですが、追われ過ぎると疲れてしまいます。アナログ時計とデジタル時計という、普段気にも留めないような違いかもしれませんが、自分に合った時間との付き合い方に向き合えるチャンスです。
リラックスできるプライベート空間では、時間と少し距離を取ってみるのも良いかもしれませんよ。
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