日常でなんも考えへんぼーっとした時間って、みんなはどれぐらい持ってるものなんでしょう?
要はリラックスタイムってやつなんでしょうけど、私が思いつく限りはお風呂タイム。
青空の下、海辺でビーチチェアに寝そべって、波音に耳を傾けながら・・・なーんてバカンスに憧れんくもないんやけどさ。現実的じゃないうえに、いざビーチチェアで寝ても、ぼーっとできる自信がないわって気づきました。
お風呂場の小窓を開けてみた
最近、お風呂でリラックスできてないわ、って気づいたんよね。のぼせるのとは別で、湯船に長く浸かられへんくなってるなって。
湯船で考え事してて、落ち着かへん感じ。そわそわがピークにきて、ざばんと湯から上がる日々でさぁ。お風呂って、満足感が満ちてからの、自然と出たいところよね。
リラックスしながら、なんとかプラス5分浸かってたい。どうしたもんかな~って思って思い浮かんだのが露天風呂やってな。外の空気入れたら、ちょっとは気持ちいいかもと思って、小窓を開けてみてん。
浴室内に入ってきたのは、シャーッていう、タイヤとアスファルトの摩擦音。外を走る車の音が聞こえてきたんよね。おお、ええやん。と思って、ゆっくりお湯に身体を沈めて、外の音を聞き出してん。
不規則に通りかかる車の音に耳を澄ませてると、頭の中で、車が迫ってきて遠ざかっていくイメージが浮かんできた。
なんか不規則性が楽しくなってきたから、目を閉じて音だけで外の車が5台通り過ぎるのを、数えることにしてみたんよ。すると、心が落ち着き始めたのが分かった。
なんでもいいから、なにか一点に集中すると、とっちらかった注意力散漫な頭をクールダウンできるんやね。
今回は自然と外からの音にしたけど、自分の呼吸に集中すれば、瞑想に近いものになります。
待つ時間に耐えられない自分がいた
「待つ時間」って聞いたら、なんかネガティブなイメージせーへん?暇な時間~とか、空き時間~とか。何したらいいんか分らん時間ってあるよな。
湯船でぼーっとできひんのは、そういう「待つ時間」に耐えられへん自分がいるからって、気づいたわ。
信号待ちも、青に切り替わったら、リレーのピストルでも鳴ったんか?っていう素早さで歩き出す。
バスもあと何分で来るのか、すぐに確認してカウントダウンをし始める。予定時刻が過ぎれば、何分すぎたか、そわそわと数え出す。待ちきれへん。
その片手にあるのが、素晴らしきスマホよな。何をすれば良いのか分からん時、ほんとうに手っ取り早く時間をつぶせてしまう便利さ。無料小説なんて読めちゃうんやから、もうスマホ大好き。
でも、本来やったら絶好のリラックスチャンスの湯船でも、ぼーっと何もしないってことが出来なくなってる。せめて、リラックスできる時間は、切り替えられるようになりたい。
湯船で、不規則にやってくる車を5台数えるって決めたら、車が来るまでの「待つ時間」が生まれるんよね。
これ、同じ「待つ時間」でも、新鮮な五感の使い方をして待ってるから、苦痛じゃないんよ。
音だけで車を感知して、通り過ぎるのを見送るならぬ聞き送るから、頭で車のイメージが膨らみやすいのも楽しい。
なにもせず、ぼーっとする時間を自然と過ごせるようになりたいなぁ。1個ずつ、リラックスできる方法を見つけていきたいもんです。
湯船に浸かるときは、外の音を聞こう
湯船に浸かるときは、外の音を聞いてリラックスしてみませんか?
ぼーっとする時間を持てると、疲れがリセットできますよ。
リラックスタイムは何もしない時間
何もしない時間こそが、リラックスタイム。
せわしない日常において、何もせず立ち止まってみるのは、良いリセットになります。いざ活動したいときに、力を発揮できますよ。
ゆっくりと、それぞれに合ったリラックス法を見つけていきたいですね。
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