1日の終わりに、今日は良い1日だったな~と思うのはどんな日でしょうか。
友達と遊んで楽しかった。上司や先輩に認めてもらえた。
観たかった映画が面白かった。適当に入ったお店のラーメンがおいしかった。
色んな幸せがありますよね。
最近、人間関係に変化があって、自分の幸せの軸が「人との繋がり」の一本軸だと気づきました。
人との繋がりが最優先?
先日、職場の上司にお叱りを受けました。そこで、想像以上に落ち込んでいる自分に驚いたんです。
お叱りの内容を反省して、今後の具体的な対策や行動も決めました。それでも落ち込むのはなんでなんだろう。考えてみると自分は、職場の人間関係が悪化して、居場所がなくなってしまうことが怖いらしいと理解しました。だから、叱られて不安になっていたんです。
自分にとっての優先事項は、人との繋がりだと、芋づる式に出てくる実体験の数々。
仕事内容が憂鬱でも、職場の人から仕事で褒められれば、自分自身が認められたような気になって嬉しくなります。
家族に、美味しいものを食べたことを共有して、心底幸せだったのだと改めて強く実感します。
友達と深い悩みを共有できた瞬間に、悩むのも捨てたもんじゃないな、なんて調子のイイことを思ったりしていました。人と繋がる実感で、前向きになれる自分がいます。
自分を形作っているのは、周囲の人々だという考えが根本にありました。色んな人に見せる顔があって、私と対面した人たちが、私の一面を引き出している感覚です。それを総合して、自分なんだと思ってきました。今もそう思っています。
人に認められたら嬉しくて、自分が誇らしい。人に叱られたら悔しくて、自分が情けない。
「浮かれて落ち込んで、どっちも含めて自分よね」と、感情の波を受け入れて過ごしてきました。
人間関係の一本軸はリスキー
人に自分の幸せだった出来事伝えて、共感してもらうと、幸せが倍増したりします。否定されれば幸せだったはずの出来事が、少し目減りした気がしたりがします。
あれ?私の幸せって人間関係の一本軸?
これって、結構リスキーじゃない??
他人を変えることはできません。私も、家族や友人に「苦手なものを好きになって」と言われても変われません。それなのに、他の人が握る自分の幸せの割合が大きいって、怖いことですよね。
他でもない自分が、人との繋がりを幸せの軸に定めてしまっているんだと気づきました。
危ういな~という想いが浮かんだので、幸せの軸を他にも増やしていきたいと思ったんです。
人がいる外側ではなく、自分のいる内側に目を向けるのが、幸せの軸を掴みやすいでしょう。
良い映画に出会ったら、すぐに人に共有するのではなく、自分の中でゆっくり味わう時間を持ってみる。共有するのはそれからでも遅くはありません。
いつもより快眠できたのなら、翌朝の身体の調子を観察してみる。もし体調が良かったり、頭がすっきりしているのを感じ取れたら、嬉しくなりますよね。自分自身の身体に幸せを感じ取れたら、自分に肯定的になったり、誇らしくなったりするかもしれません。
人との繋がりから得る、喜びや悲しみは大切で、学びが多いです。
人との繋がりを大切にしながら、他の軸からも幸せが得られれば、より地に足がついて安心できる時間が増えますね。
幸せの軸を増やそう
幸せの軸を増やしましょう。
私にとって幸せは、人との繋がりありきのものでした。自分で自分の幸せが、全くコントロールができないって、危ういですよね。
自分以外の人に目を向け続けてきたので、今度は自分に目を向けてみます。
起こった出来事に対して、自分自身の反応を味わう時間を持ってみる。幸せの軸を増やす第1歩は人それぞれですが、1つの参考になれば嬉しいです。
もう1本軸がある安心感
幸せの軸が増えれば、地に足がついて安定します。出来事を測るものさしが1つに集約されてしまうと、それが壊れた時に取り返しがつきません。もう1本軸がある。それは小さな安心になります。
幸せには形もないし、答えはないし、考えても際限がありません。
それでも時間を過ごす中で少しでも、喜びを感じられる幅が広がれば良いですね。
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